◎鳥取・岡山旅行記2日目(8月4日)
朝起きると、足はしびれとかゆみがあり、
オーバーに言うと、さされた右足がぞうさんの足のように腫れていました。
が、歩けなくもないので、良かったと一安心。
さっそく洗濯にとりかかりました。
今時珍しい二槽式洗濯機。
ちゃんと動きます。
洗い、すすぎ、脱水と一回一回外の洗濯場に行かないといけなく、
全自動洗濯機はなんと便利なものか、と
しみじみ感じました。
現代の文明の力に感謝です。
なんとか洗濯も完了。
今日は森のようちえん「まるたんぼう」の夏期体験1日目です。
森のようちえんとは、一般の幼稚園のような「園舎」がなく、
子供たちは、毎日、森で活動する、
森が子供たちのフィールドで、
晴れでも雨でも雪でも、森で過ごすという、スタイルの幼稚園です。
今日と明日、その森のようちえん「まるたんぼう」で夏期体験が行われ、
それに応募し、今回体験で来ることになりました。
そして、1日目の今日、
なんと、私たちが泊まっている夢来キャンプ場での活動でした。
本当は集合場所まで行き、そこからバスで移動するのですが、
今日はその必要もないので、連絡をしたあと、
ロッジでみんなが来るまで待機していました。
ほどなく、バスがやってきて、まるたんぼうの先生と体験者と合流しました。
先生はみな女性でしたが、みながエネルギッシュで
明るい笑顔の方達ばかりで素敵でした。
さて、森のようちえんですが、
先ずは自己紹介からでした。
その前にちょっとしたゲームで交流しました。
家族単位で、1つの電車になって、歌に合わせてシュポシュポ走ります。
楽しくまわりを歩き、歌が終わったところで、近くの家族と、じゃんけんぽん。
負けたほうが、後ろにつながり、 それを繰り返すという遊びでした。
ここで、ついてる陽太に、ついてることが起きました^^
陽太が我が家の電車の先頭になり、歌に合わせて楽しく歩いていました。
歌が終わって、近くの 女の子とじゃんけんしたのですが、
初回から負けてしまいました。
負けた人は、勝った人の後ろにつかなければなりません。
勝った女の子の後ろに着き、さらに、歌に合わせてみんな歩きます。
歌が終わりじゃんけんぽん。
その女の子はまたまた勝ち、さらに電車は長くなりました。
すると、なぜか急に、女の子が「先頭は嫌だ」と言って、後ろに廻ろうとします。
お母さんが勧めてもやっぱり先頭は嫌みたいで、
結局、陽太に
「前に行ってください」と先頭を譲ってくださいました。
陽太は大喜びです。
電車の先頭になり、また、 歌に合わせてみんなが動く。
そして、じゃんけんぽん。
陽太が勝つ。
それを繰り返して、
最後の相手とじゃんけんして、陽太が勝っちゃいました。
みんながつながった長い一列の列車の先頭は、
「陽太」になりました。
「一番勝った陽太くん」と紹介され、
(本当は違うんです)と、心の中で言って、譲ってくださったお母様に一礼。
陽太がみんなに賞賛され、喜んでいました。
(陽太は運がいいなあ。ついてるなあ。)と思いました。
みんながほぐれたところで、自己紹介。
自己紹介は陽太からで、元気よく挨拶しました。
ぐる〜と一周して、みんな緊張しながらも、 ニコニコ笑顔になっていました。
晃平と同じくらいの1歳の女の子もいれば、 6歳の年長さんもいて、
家族で来ている人もいれば、お母さんと来ている人、
おじいちゃんと来ている人もいました。
そして、あとから会話してわかったのですが、
横浜から来ている人、山口から、兵庫から、鳥取から、
そして、私達は広島からで、
遠くから来ている人もいて、
まるたんぼうの、人気の高さを感じました。
参加者の中には、 保育士さんをされているお母さんもいらっしゃって、
まるたんぼうでの教育スタイルを実感したい
という気持ちの方もいらっしゃいました。
自己紹介のあとは、みんなで近くのポイントまでお散歩です。
森の中は、日陰なので、真夏でもそんなに暑くなく、
今回は舗装された道路を歩いたので、歩きやすかったです。
禁止ワード「ダメ、危ない、汚い、早く」の言葉をかけず、
子供の自主的な動きを見守るスタイルで
お散歩もはじまりました。
途中、水が湧き出ているところがあり、その水を触ったり、
子供たちのペースでそれぞれがそれぞれのペースで歩いていました。
短い距離でした。
川の流れているところに着き、みんなで水遊びです。
水着に着替える子もいれば、先生は服のまま水の中に入って行きます。
ワイルドです。
私たちも水の中へ。
川の水は冷たくて、ひんやり。
初めは「つめたーい」と足だけつけて引っ込めてしまうくらいでしたが、
少しずつ慣れてきて、心地よくなりました。
やっぱり川の水は冷たいなあ~と思っていると、
これでも暖かくなったほうですよ、と先生がおっしゃっていました。
川の水は本当に綺麗です。
透明で、濁りなし。
「山の水」で透明感に癒されます。
陽太も、うろちょろしたり、水をかけたりしてました。
陽太は近場で、うろうろ楽しんでおりましたが、
ちょっと遠くに行く子もいました。
プールにはよく行くけれど、川は、足元がゴツゴツしていて、
滑りやすいし、
陽太もまだ慣れていない感じでした。
が、その辺うろうろでも、充分楽しんでいる様子でした。
それぞれが思い思いに遊び、
親もひんやり気持ちいい水に入り、
先生は、いろんなお母さんたちから質問されたりするので、
ずっと会話をされていた気がします。
時間もすぎ、
気づいたら晃平は、主人の腕の中で、お昼寝。
午前に寝るのは珍しいので、
旅疲れか、それとも、森林浴で癒されたのかな?
陽太も寒いといって、岸に上がり、
おやつタイムになりました。
(おやつは、福山でNちゃんママに教えてもらった
バナナケーキを作って持ってきたので、
それを食べました。)
着替えを済まし、再び、ロッジのあるキャンプ場へ。
晃平がすっかり寝ていたので、ロッジに寝かせて、主人がロッジで
待機してました。
お昼ごはんになり、まるたんぼうからお昼が出されました。
プレートに、
ピーマンの炒め物、焼きナス、魚の南蛮漬け、 インゲンの胡麻和え、
ひじきご飯、味噌汁、卵焼きが並べられ、
美味しいお昼ごはんを気持ちいい空気吸いながら頂きます。
どれも体に良さそうで、ヘルシー。
どれも美味しかったです。
デザートに白玉ぜんざい(冷)もあり、豪華なランチでした!
ご飯のあとは、キャンプ場周辺でまったり時間。
陽太は、川遊びをしていました。
14時前に絵本の読み聞かせがあり、楽しい時間は終わりました。
みんなは、バスにのって、集合場所である町内グラウンドに帰り、
私たちは、ロッジに戻りました。
汗を流すため、みんなでお風呂に入り、お風呂で水遊び。
それから、昨日、道の駅で買った大栄スイカを食べました。
とても甘くて美味しかったです!
晃平は今までスイカを食べなかったのですが、
こちらのスイカは甘いのか、食べるようになりました。
鳥取のスイカは美味しいなぁ〜と
幸せな気持ちでした♫
16時になり、SUくんママに連絡を取るため、車で移動。
(ロッジのあるキャンプ場は、 ソフトバンクの電波が入らないんです。)
車を走らせていると、路上に、SUくん家族を発見!
車を公民館へ止め、SUくんたちと合流しました。
SUくん、SAくんは、水遊びしたらしく、元気に裸ん坊。
早速お家へ連れて行ってもらいました。
おじゃまさせていただいたお家は、
「とても広い」です。
本当に部屋がいっぱい。
1階でも部屋がいっぱいなのに、2階もあって、
広いお家でした。
移住のために、町の空き家バンクで探したらしいのですが、
町から補助が出て、安く借りれるんですよ、と
おっしゃっていました。
おうちが川沿いにあり、家から、すぐ川に行けるみたいで、
すごくいい場所でした。
川のせせらぎが心地良かったです。
川近くっていいですね、と言ったら、
川そばなので、夏は涼しいんですが、冬は寒いらしいです、と
おっしゃっていました。
4月に移住されたSUくん家族は、まだ、冬を体験しておらず、
冬のことは、未知数という感じでした。
冬はやはり雪が積もるらしいです。
私も雪国で育っていないので、雪国生活はどんなものか、無知なので、
車の運転とか寒さも半端じゃないんだろうなぁと思うと、
これを乗り越えるSUくん家族は偉い!と本当に思っちゃいます。
SUくんの広い広いお家で、SUくん、SAくん、陽太、晃平とやんちゃに
遊んでいました。
絶好調です。
やっぱり友達最高ですね。
陽太はほんと、大喜びでした。
晃平も「SUくん、SAくん」と声をかけていました。
さすがにみんなのハードな動きにはついていけない様子でしたが、
それでも参加しようとついて行ってましたよ。
さすが男の子同士ですね。
戦いごっこや相撲ごっこなど、 男の子どうしの遊びで大盛り上がりです。
相撲は私も一緒になって、
子供3人相手に、相撲ごっこをしました。
みんな必死で私を倒そうとする姿がかわいかったです。
楽しくワイワイおおはしゃぎして、
SUくんママが、そうめんを湯がいてくださり、
みんなで頂きました♫
食べるときも競争っぽくなりますね(笑)
みんな競うように、そうめんをとり、よく食べていました。
男の子だな〜って感じです。(笑)
お腹も満たされ、SUくん、SAくんはお外に出るみたいで、
玄関へ。
陽太、晃平も続いて外へ。
SUくんが、細い路肩を指差し、こっちに行こうと、誘います。
路肩を降りると、はしごがあり、それを降りて、
草をかき分けると、川があるんです。
ちびっこ達のプチ冒険です(笑)
SUくん筆頭に、みんなついていき川につきました。
SUくんが裸になったので、陽太も裸に。
水の中へドボン。
いいでしょ。ワイルドで(笑)
田舎の山の自然で、裸で遊ぶ。
いいなぁ~~~と思います。
川もむちゃくちゃ綺麗です。
晃平も足をつけ、私も足をつけましたが、
冷たくて気持ち良かったです。
陽太は、大好きなSUくんと遊べて、嬉しくて、
楽しそうでした。
水遊びも、一緒になって遊んでいました。
ただ
日も暮れる前の夕方で、この辺は、蚊は少ないんですが、
ブト(智頭町ではブヨというらしいです。)がたくさんいるんです。
このブヨ結構厄介者で、
蚊のように
体の血を吸い、かゆいんです。
蚊よりも猛烈にかゆくて、何日たってもかゆいんです。
この時もたくさんのブヨが飛んでいて、
子供たち、私達の体に吸い付いて、
大人たちは、必死で追い払ったり、手で叩いたりしていました。
主人はかゆいかゆいを連発していたのですが、
私は、ついてることに、
足を蜂にさされていてるので、 しびれと痒みと腫れで麻痺しており、
ブヨにさされても、痒さが分からなかったです(笑)
(旅行から帰って、蜂さされのしびれが引いてから、
ブヨのかゆみが再来しました(笑))
ブヨと戦いながら、水遊びをし、
日が暮れてきたので帰ることになりました。
冒険のような道を再び戻り、
SUくんたちとお別れしました。
ロッジに戻り、一息ついて、
主人がトイレから戻ってきて開口一言。
「水が出ない。」
「え~~~〜〜〜」
トイレも、流しも、水が出ないんです。
「え〜」です。
もちろん、ついてる、ついてるですよね。(笑)
どうする?どうする?となったのですが、
もう、辺りは日が暮れて暗いし、
携帯は電波が入らないので、電話ができないし、
しょうがないので、明日の朝、電波が入るところで、電話して、
今晩は、水が出ないのは我慢しようと、いうことになりました。
水が出ないのはさすがに参るなぁ〜と思っていて、
でもまぁ、しょうがないか、と思っていたのですが、
1時間くらいあと、試しに流しの栓をひねったら
嬉しいことに、水が出ました!!!
本当にほっとしました。
原因はわからないのですが、
水が出ることに感謝しなきゃいけない、と感じました。
水が出て当たり前じゃ、ないんだ。
水が出ることに、本当に感謝してます。と、思いました。
たった1時間くらいのことですが、
蛇口をひねって水が出ないというのは、衝撃的です。
川があるから、まぁ、川の水を使えばいいのですが、
夜、真っ暗な中で、川に行くのは勇気がいります。
人里離れたキャンプ場で、夜、そういったトラブルは、
ドキドキするもんですね。
ほんと、水が出てよかったです。
水が出てから安心して、お茶も飲め、トイレも行けました。
良かったです。
今日も充実した一日でした。
夜は星と月がキレイで、空気も美味しく、
虫の音を聞きながら眠りにつきました。
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