2012年8月11日土曜日

冒険遊び場てんぐりかっぱの学習会。

感謝してます。今日もいい一日です。




一昨日、冒険遊び場、てんぐりかっぱの学習会でした。

福山市立大学の講義室で開催され、

遊び場の利用者さん、スタッフさん、ボランティアさん

市立大学の先生の方が参加されていました。





智頭町の森のようちえん、まるたんぼうのDVDを見て、

そこに通っているSUくん、SAくんのママが、ゲストで講演をし、

冒険遊び場についての話があり、

みんなで感想を言いあうという、会でした。






冒険遊び場も、趣旨は、

親が、子供の遊びに口出しをせず、

子供たちが自分で遊びを発見し、

子供自身が楽しみ、作り、挑戦し、

喧嘩しても、子供たちだけで解決し、

子供が主人公、

大人は、子供主体で遊べる場を提供し、見守る

私が知る範囲の趣旨は、そういったところのものだと思います。

それは、森のようちえんの、

教育?スタイルに重なる部分があり、

森のようちえんから、学べること、

冒険遊び場に生かせることを見つけていこうというのが

今回の学習会の目的でもありました。





森のようちえんのDVDを初めて見ましたが、感動しました。

まだ、3~5歳の子供なのに、

ちゃんと、友達同士、助け合ったり、

問題を解決したり、

自分の意志で選択したり、

喧嘩を仲裁したり、で、

小さい子供に、そこまでできるんだ、という感動、そして感心させられました。

自分が思っていた以上に、子供は、分かっていることが多いし、

自分でできることが多いんだなと、思いました。





SUくんママの講演で、

SUくんママも、率先して、「見守る保育」を心がけ

日々、子供と接しているようですが、

見守る保育をしていると、

”まわりに迷惑をかける”ということが多々発生するそうです。






たとえば、お友達のものを取る、

お友達を押す、

たたく、喧嘩になる、人の家で大はしゃぎする、など、、、

子供を信じて、見守るということは、

そういう子供間や、時には大人含めた小さなトラブルまで

なるだけ口出ししないということですが、

やっぱり、「なぜ、怒らないの?なぜ、注意しないの?」と思われる

親御さんもいらっしゃるわけで、、、

「よく注意されたり、怒られたりするんですよ。」と

SUくんママもおっしゃっていました。






でも、怒られてもいいじゃないか、

今遊ばなきゃ、いつ遊ぶ。

という、SUくんママ。

肝がすわって素敵でした!!!!!!







そうよね。。。

結局、親が、他の大人に「注意される、怒られる」ことに

びびっているんだよね。

そして、「迷惑かけちゃいけない。」と言っている。






でも、

生きる上で、迷惑かけない人はいないよね。

逆に、みんな迷惑かけあいながらも、

お互いさまだよ、「いいよ」と許しあいながら

生きている。






そういうメッセージのこもったお話をきくと、

私の心にも矢がささりまくりで。(笑)

私も、周りの目ばかりして、

子供のしたいことを、先回りして、補助したり、

やっちゃダメって注意してたな、、、と、反省。。。






他のお母様たちも、「見守っていなかった。

SUくんママの迷惑をかけてもいいじゃない。

迷惑かけない人はいないんだから、

それをみんなで許しあおうよ。」という

言葉に、

子供を上から目線で叱ったり、注意したりする子育てを

変えていきたいという意見が多数出されました。






森のようちえん、まるたんぼうの代表の方も、

「森のようちえんって、どこでもできるんですよ。

大人が子供を見守る覚悟さえあれば。」

と、おっしゃっていました。







まさしく、、、「親の覚悟」ですよね。







加茂町広瀬の冒険遊び場代表、きったかさんも、

冒険遊び場という遊び場だけではなく、

結局は、公園でもどこでも、

親が(子供を信じて)見守る

そして(迷惑かけても)許し合う、

それさえできれば、子供はどんな場所でも「冒険遊び場」になるんじゃないか、と

おっしゃっていました。






見守るって、できてます?






見守るって、結構、忍耐いりますよね。

怒られる、度胸も必要です。

私、覚悟、できてなかったなぁ、と。

信じる、気持ちですね。

一人さんも言ってるけど。







斎藤一人さんも「成功脳」で、

迷惑かけるってなに?と言っていますね。

何が迷惑なの?

みんないい子で、、、、

いい子なのに、

親は、迷惑かけちゃいけない、言う。

それって、丸いものに、さらに、丸くなれと言っていることと、一緒だよ。

一人さんは、そこで、

日本には、いくつもの法律があるんだから、

法律を守ればいいんだよ。

それだけで、いいと、おっしゃっています。






子供を信じる。

親は見守る。





それに徹したいな、と感じさせられた一日でした。






てんぐりかっぱ代表の三好さんもたくさん、資料を用意してくださったのですが、

その中の一番印象に残った言葉で、

子供の遊びは「AKB」と紹介されている文章がありました。

A=危ない

K=汚い

B=ばかばかしい。

もしくはBをMに置き換えることもあるらしく

M=迷惑をかける

でした。

これらを、否定することなく、見守る。

そういうもんだ、と肝にすわる、

そういった姿勢が大切だな、と感じました。





本当に楽しい学習会でした。

有意義な学習会のお時間を作ってくださった、三好さん、

ありがとうございます!






ところで、学習会が終わり、学食で昼食をすませ、

子供たちは、近くの港町公園で遊んだのですが、

陽太もSUくん、SAくんとの遊びが相当楽しいらしく、

親も忘れ、時間も忘れ、

遊びに熱中しておりました。







あたりは、少しずつ夕焼けぐもが、、、

そして次第に暗くなり・・・。







もちろん、見守りましたよ(笑)

子供は、帰ると、いいません。(笑)





いよいよ、本当に暗くなってきたので、

「暗くなってきたよー。」というと、帰ろうかモードに。

夜7時20分くらいでしたか。

待ちました。(笑)





普通、あたりが暗いと、子供たち少し怖がるのですが、

満足しきったからか、そんなそぶりも見せず、

喜んで帰って来ました。






子供目線でいれるSUくんママに、いつも感化されます。

ほんと、教えて学ばさせていただいています。

これからも子供と一緒に成長したいです。

感謝してます!

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