◎鳥取・岡山旅行記3日目(8月5日)
今日は、森の幼稚園まるたんぼうの夏期体験2日目でした。
今日は、森林セラピーの森に連れて行ってくださいました。
車で30~40分くらいでしょうか、バスが山道を登り、
森の中に着きました。
2日目だけ参加の人もいれば、 昨日今日と2日間参加している人もいました。
東京、静岡、広島から来ている方もいらっしゃいます、と
紹介されていらっしゃいました。
簡単なゲームをしてみんなほぐれてから、森のお散歩に出発です。
昨日は舗装道路だったのですが、
今日は山の中を歩き、道も山道で、より森を体験している感があり、
私のほうが心わくわくしながら歩いていました。
山は杉がたくさん植えられており、よく見ると鳥の巣箱が備え付けてありました。
背の高い、杉林がまた心地よく
真夏でも暑くなく、森の道は、とても涼しく快適でした。
森林浴ができ気持ちが良かったです。
先生が、笹の葉で笹舟を作ってくださり、
陽太は喜んで大事そうに持って散歩しました。
(木の根っこに足をかけて)岩に登ってみたら?
と先生が陽太に声をかけてくださりました。
足場を探りながら、大きな岩を登り、しばしご満悦。
一緒に歩いていた女の子にも、登り方のアドバイスをしたり
ちょっとお兄さん気取りの陽太でした。
森の道を歩いて
しばらくすると、吊り橋がありました。
この吊り橋素敵なんですよ。
ほどよい隙間とグラグラ感があり、
橋を渡るのがちょっと、ドキドキ感があるんですよ。
陽太は、グラグラ揺れる吊り橋も楽しんでいる様子で
駆け足で渡っていました。
山道を歩いた先には川がありました。
みんな、早速水遊びです。
森の中の川は本当に、綺麗で、気持ちがいいです。
魚もたくさん泳いでいました。
白っぽい魚で、10cm弱はあるかしら?
魚がいると嬉しいですね(笑)
陽太は、先生が作ってくれた笹舟をうまく流そうと、
川に浮かべては、傾いてしまう笹舟を微調整して、
笹舟に熱中しておりました。
水は冷たいのですが、次第に心地良くなって、
清らかな水と、森の空気、音に癒され、
いつまでもぼぉ〜としておきたいなぁ〜なんて、
そんな気持ちになる、心地いい時間でした。
おやつタイムをはさみ、いい時間になったので、元来た山道を帰ることに。
先生が「ぼちぼち帰りましょうかぁ~」と声かけ。
(「早く」は禁止ワードなんです。”ぼちぼち”という声かけ、参考になります。)
川から山道は、少し上り坂になっているのですが、
陽太はやる気0(ゼロ)
上り坂をフニャフニャで歩くので、ズズズとずり落ちてしまい、
長靴も脱げ、どろんこ。
それでも励まし、立たすのですが、フニャフニャで立とうともせず、
さらに足がすべり、ズズズとずり落ちて、どろんこ。
本当にしんどいなら、手を貸しますが、
陽太のそれは、完全なるやる気のなさ、だったので、
なんとか、褒めたり、発破かけたり、
立とうともしないので、上り坂登るのは、さらにハードル高し。
いつまでも、陽太は「抱っこ」「抱っこ」とせがんでおりました。
陽太より小さい子供たちも、ずんずん自分の足で帰っていく中、
陽太が取り残され最後になってしまいました。
いつもなら、しょうがないな、と抱っこするところですが、
森のようちえんの2つの方針があって、
1つは、禁止ワード「ダメ、早く、汚い、危ない」を言わない。
ということと、
もう1つは、 なるだけ子供のちからで子供のしたいようにさせてください
ということだったので、
陽太を励ましながら、見守ることにしました。
もう、グタグタで、親が目の前にいるので、甘え放題。
陽太の後方にまわり、とりあえず、押し出し押し出し、
尻や足をエイと押し、大方援助して、
坂道を登りました。
待ってくださっていた方にお礼をいい、
せんべいで、パワーアップだ!と、はっぱをかけ、
ようやく、なんとか、トボトボと散歩道を引き返して行きました。
晃平も眠くてグズグズ大泣き。
私は晃平を抱っこし、先に戻り、
陽太は主人の手に引っ張られ、、なんとか自力で元の集合場所に戻りました。
いつもは、抱っこ抱っこと引かない陽太ですが、今回は頑張ったと思います。
さてさて、時間はほどよいいい時間に。
美味しい美味しいお昼ごはんの時間です。
今日は洋食で、美味しいパンに、チキンのソテー、
ラタトゥイユ、グラタン、スープ、サラダで
とても美味しかったです!
チキンが美味しくてお代わりしました^^
ご飯あと、子供たちは、川でわいわい遊んでいたのですが、
陽太はぐったり。(晃平はすでに寝ておりました。)
遊ぶ気は0(ゼロ)でした。
まったりと、ござの上で時間を過ごし、
のどかな森のなかでゴロゴロしておりました。
終わりに絵本の時間があり、それからバスで帰路へ。
主人も陽太も、私も、バス中で爆睡でした。
あっという間に、楽しい森のようちえんの体験会2日間が終わりました。
主人も私も、良かったね、と2人で感想を言い合いました。
夏の山って暑いイメージですが、
全然暑くなく、木陰がとても涼しくて気持ち良かったです。
もともと私は山好きですが、
山といえば、山登りという感覚しかなく、
今日のような、割かし平坦な道を歩くのは、
子供にとっても、山にとっつきやすく、いいな、と思いました。
根からキャンプ好きな人は、小さな子どもを連れての山遊びも
苦ではないでしょうが、
私達は、まだまだキャンプ初心者ですし、
小さな子どもを連れての山歩きも、
陽太のやる気がグンと落ちてしまうと、すぐ「抱っこ」と、なってしまうので、
敬遠しがちでした。
なので、今回、陽太のような小さい子でも山道での散歩を
楽しめて
とてもいい経験ができたと思います。
あっという間の2日間でしたが、
何より、智頭町に来ただけで、我が家にとっては良い体験でした。
山の大自然に触れ、
ロッジ生活で、不便さも体験し、
蜂にさされたり、断水あったり、
洗濯機2層式と、いろいろ想定外のことがありましたが、
これもまた、あと振り返れば、良い体験だったと
思えると思います。
尾道といい、智頭町といい、なかなかハードな旅行でした。
昨年の鳥取旅行も、いざ終われば、旅行というより、
「合宿」という感じでしたが、
今回もほんと、「合宿」です(笑)
鳥取旅行のときは、これ以上の合宿はないだろう、なんて、
思っていましたが、
今回は、それを上回りました(笑)
子供が大きくなれば、まだ、 いろいろスムーズに行く事もあるでしょうが、
洗濯1つするにしても、
外に出るので、母親いないと、晃平が大泣き、、、とか、
いろいろ主人も頑張ってくれました。
大変なことあったりするけど、
でもやっぱり旅はいいなぁ〜と
思います。
そして、やっぱり自分たちの家はいいなぁ〜と、
福山はいいなぁ~と、帰ってくると思います。
それは、大人だけでなく、子供もしかりで、
「明日、ようちゃんのお家、へいちゃんのお家に帰るよ。」 というと、
子供たち本当に嬉しそうで。
テンションアップするのです。
子供たちにとっても、見知らぬ土地の旅行も刺激的でいいだろうけれど、
やっぱり我が家が一番なんだなーって思います。
自分ちが一番という、そういう感覚は、
普段生活していると、マンネリ化してしまい、つい忘れてしまいます。
そういうフレッシュな気持ちは、ずっと持っておきたいな、と
感じました。
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